エルメス 24/24 完全ガイド

エルメス 24/24 完全ガイド

ケリーの上品さと現代的な実用性を融合した、デイリーに使える非クォーターバッグ。ワンターンロック、背面ポケット、持ち方の柔軟さが魅力。

Last updated: 2026年05月12日

参考価格(29)
約$11,000
USD(2024)
ミニ21: 約$9,500
重量(29)
約2.1 lbs
0.96 kg(空の状態)
ケリー28より重め
サイズ展開
3サイズ
21, 29, 35 cm
35はほぼ終了
クォータ区分
非クォータ
購入履歴不要
オンラインでも入手可

エルメス 24/24は、ケリーの端正さと日常性の間を埋める現代的なバッグ。柔らかなシルエット、背面ポケット、ワンターンロックで、毎日使いたい人のためのエルメスです。

2018年プレフォールで登場し、クォータバッグに疲れた人々の支持を獲得しました。名称は「24時間使える」ことに由来し、朝の仕事から夜の食事までスムーズに移行できる万能性を意図しています。「カジュアルなケリー」とも呼ばれ、フラップバッグのDNAを持ちながら機能性を重視したモデルです。

24/24のストーリー

24/24は「クラシックの構造美」と「現代的な肩掛けの実用性」を両立させる試みとして登場しました。バーキンとケリーの要素を持ちつつ、独自の個性を築いています。

デザイン思想

メンズウェアのテーラリングが着想源。背面の隠しポケットは、スーツの内ポケットを模したディテールです。24時間使えるバッグという意味が名称に込められています。

ラインの変遷

  • 2018: 29と35で登場。トゴボディ+スウィフトフラップの二素材構成。
  • 2020〜2021: 35は重さとストラップ不在で需要が低下し、縮小。
  • 2022: ミニ21追加。キャンバス調節ストラップでクロスボディ可能になり人気化。
  • 2024: 21と29が主力。エキゾチックを部分使用したTouch版が不定期で登場。

デザイン & 特徴

24/24は、きちんと感と柔らかさの両立が魅力。補強されたボトムに対し、上部は柔らかくたわむ半スラウチーなシルエットです。

主なデザイン要素

ワンターンロック
指先でひねるだけのシンプル開閉。ケリーのベルトはなく、スムーズにアクセスできます。
トップハンドル
しっかりした単一ハンドル。ドロップは短めで手持ち向き。
ショルダーストラップ
取り外し可能。ミニ21は調節可能なキャンバスでクロスボディ可。29はレザーのショルダー丈。35はストラップなし。
背面ポケット
スーツの内ポケット由来。スマホやカードが入る隠しポケットです。
内装
仕切りのない広いコンパートメントと内ポケット1つ。レザーライニング。
底鋲なし
バーキンやケリーと違い底鋲がないため、置き場所に注意が必要です。

ミニマルな金具

パドロックやクロシェットはなく、中央のターンロックのみ。ケリーよりモダンでクリーンな印象です。金具はパラジウムまたはゴールド。

サイズ & 寸法

24/24は3サイズ展開で、35はほぼ終了。用途と持ち方がそれぞれ異なります。

サイズ 寸法(幅×高さ×奥行) ストラップ 用途
ミニ21 21 × 16 × 12 cm 調節キャンバス、クロスボディ可 夜のお出かけ、旅行、必需品
29 29 × 27 × 14 cm レザー、ショルダー丈 日常、仕事、デイバッグ
35 35 × 25 × 15 cm ストラップなし 仕事、旅行(ほぼ終了)

ミニ24/24(21)

最新で最も汎用性の高いサイズ。クロスボディ可能で、ミニリンディ程度の容量です。

24/24 29

標準サイズで、バーキン30やケリー28に近い容量。ショルダー専用でクロスボディは難しいですが、日常使いに十分な容量です。

24/24 35

13インチPCが入る大きさですが、重さとストラップ不在がネックで現在は希少です。

収納例(29)

入るもの

  • 大型スマートフォン
  • 長財布
  • 鍵とカードケース
  • ケース入りサングラス
  • コスメポーチ
  • iPad Air(10.5インチ、ややタイト)
  • 小さな水筒
  • 薄手のストール

入らないもの

  • 13インチPC
  • 15インチPC
  • 大容量ボトル
  • 大きなヘッドホンケース
  • 重い教科書

素材

24/24は二素材構成が特徴です。ボディに耐久性のあるシボ革、フラップに滑らかな革を合わせるのが定番です。

素材 質感 特徴
トゴ 細かなシボ 軽量で傷に強い。ボディに多い。
クレマンス 大きめのシボ 柔らかく重め。スラウチー感が出る。
スウィフト 滑らか 発色が良いが傷に弱い。
エヴァーカラー セミマット 適度なハリと発色のバランス。
ソンブレロ 滑らか 上品な光沢。フラップに多い。

価格ガイド

2024年時点の目安です。地域や素材で変動します。

  • ミニ21: 約$9,500
  • 29: 約$11,000
  • 35: 約$12,000(現在は希少)

実用性

24/24は見た目以上に実用的。背面ポケットとワンターンロックで日常使いに向きます。ただし底鋲がないため、床置きには注意。

比較

ケリーよりカジュアルで、バーキンよりもスリム。クォータを気にせずエルメスらしさを楽しめる点が魅力です。バーキンのオープントートとも、ケリーのフォーマルなフラップとも違う、その中間に位置するのが24/24です。

よくある質問

よくある質問

エルメス 24/24はいつ登場した?
24/24は2018年プレフォールで登場しました。名前は24時間使える万能性を示します。2022年にミニ21サイズが追加されました。
24/24のサイズ展開は?
3サイズです。ミニ21(21×16×12cm)、29(29×27×14cm)、35(35×25×15cm)。35は需要低下でほぼ終了しています。
24/24はクォータバッグ?
いいえ。バーキンやケリーのようなクォータ制限はなく、購入履歴なしでも購入できます。
24/24の価格は?
2024年初頭の目安で、ミニ21は約$9,500、29は約$11,000、35は約$12,000でした。
24/24はクロスボディ可能?
ミニ21のみクロスボディ可能です。29はショルダーのみ、35はストラップがありません。
24/24の素材は?
ボディはトゴやクレマンス、フラップはスウィフトやエヴァーカラーなどの組み合わせが定番です。
外ポケットはある?
背面に隠しポケットがあります。29と35はスマホが入り、21はカードや現金向けです。
ケリーとの違いは?
24/24は柔らかいフォルムで、ワンターンロックのみ。ケリーよりカジュアルで実用的です。
24/24は価値を保つ?
中古では定価の70〜90%程度が多く、投資性は高くありませんが実用的なラグジュアリーバッグです。
重さは?
29サイズは約0.96kgで、ケリー28より重めです。
底鋲はある?
ありません。底面は直接地面に触れるため、置き場所に注意が必要です。
男性でも使える?
ユニセックス設計で、ニュートラルカラーの29/35はブリーフケース的に使えます。
型崩れしやすい?
中身が少ないとたわみやすいです。バッグインサートや詰め物で形を保つのがおすすめです。
将来の定番になる?
バーキン/ケリーほどではありませんが、ミニ21追加など継続展開があり定番化が期待されています。